ひとすじ心 とは?
原典みかぐらうたに
むりなねがひはしてくれな ひとすぢごゝろになりてこい (三下り目 6)
と仰せ下されているように「ひとすじ心」は、信仰においてとても重要な心使いです。
また、同じく原典おふでさきには、
ちかみちもよくもこふまんないよふに たゞ一すぢのほんみちにでよ (五 30)
とも仰せ下されています。
本当の信仰者というものは、近道も欲もこうまんもない、ただひとすじの道を歩むことが大切だということを神様はお教え下さっています。
さらにおさしづでも
ほそい糸でも一筋ほどかたいものはない、・・・・・・あちらむすびこちらむすび、何程大きつないでもほどけたらばら/\
(明治34・3・22)
と仰せ下されています。
「ひとすじ心」で親神様にもたれている人は、たとえその姿が弱い糸のようにみえても、ひとすじではない結び目だらけの弱いものもあるのです。