親神様がお教え下された根本的な救済の道は、おつとめとおさづけです。
そのおつとめとは、このほんづとめ(本勤め)のことで、日々行われる朝夕のおつとめとはちゃんと区別されています。
ほんづとめ(本勤め)は、人間宿し込みの元なるぢばでのみ行われ、国々処々の教会で行うことはできません。
また、ぢばにおいても、毎日行われるのではなく、立教の元一日である二十六日を毎月の月次祭として行われます。
この外、おびやづとめの場合もほんづとめ(本勤め)が行われていますが、これら以外は、朝夕のおつとめが行われています。
ほんづとめ(本勤め)は、人間が宿し込まれた元なるぢばで十人のつとめ人衆が、人間創造の理をかたどったかぐら面をつけ、九つの鳴り物に心を合わせ、親神様の守護の理をてぶりにあらわして、おつとめされます。
ほんづとめ(本勤め)は、ただ十人のつとめ人衆が集まればよいのではありません。
おふでさきに
しんぢつのつとめの人ぢう十人の 心を神がうけとりたなら (六 18)
と仰せ下されているように、その心が重要です。
このほんづとめ(本勤め)は、「かんろだいづとめ」「かぐらづとめ」「よふきづとめ」「たすけづとめ」の四つの呼び方があります。
教祖は、世界一列をたすけるためにおつとめをお急き込みになり、115歳定命を25年縮められたのであります。