徳以上
今日は月に一回ある先生のお話を聞かせていただく日。
今日の講師はえぐい苦労とおたすけをされているT先生夫妻。
とにかく親を立てきり、普通に考えれば間違いだと判断するようなことでも、親の声であれば素直に受けて実行する通り方を貫き、御守護も凄くて信者さんも大勢おられる教会の会長夫妻。
前回は5月末にお越し頂き、私以外の寮生は度肝抜かれていたのが鮮明に覚えているくらいインパクトある。
今日もどぎついことを言われるんかと思いながら、どんな時間になるのかとソワソワしてお迎えした。
私たち寮生はちょっと苦手とするくらいキツめの考えを持って通られているが、OBとかは楽しみにしているようであった。
「ついにこの日がきたかー、ショーミ言われることは想像できるけどなぁ、、、」
という思いも持ちながら、とにかくしっかり聞く姿勢で受けた。
お話の要点をまとめたら以下の通りだと思う。
- 親の声は絶対
- 尽くしを説きなさい
- 徳を積みなさい。徳が足りないと喜べない
- おたすけにおいて、因縁を切るときは情をかけてはいけない
- 自分の定規で教祖のひながたを計らない
無理を言う理の親の声がかなりぶっ飛んだものだったし、それを素直に受けて通ってこられたんかと衝撃を受けるエピソードもある。
その中、天浦の寿美子先生のお話を思い出しながら、同じような通り方をされてきたんだと想像できたし、やっぱり受けることの大切さ、
「聞いたという理が残る」
ことを信じ切っているんだと感じる姿である。
えげつないエピソードもいっぱいある中、とにかく親一条、何がなんでも親一条を徹底する中に、そういった次元に進んでいくのかと思わせるくらい堂々とした説得力のあるお姿に見えた。
質疑応答の時間では、寮生やOBがなど、色んな類の質問をする返答も、想像はできたけど
「親に伺っているか。親と繋がっているか」
という返しばかりで一貫しておられる。
包み隠さず親に抱いている率直な言葉を出した私に対しては、
- 今の御守護は自分の徳以上。
- それほど神様が繋ぐために下さっているプレゼントである。
- 偉大な理の親に感謝。
- それほど親はたすけたいと思って下さっているのが伝わる
- 大き過ぎるご恩を返さなアカン
という答えを下さる。
親のおかげで頂いている御守護や親に伺った結果に成ってきたこと、親にお連れ通り頂いていることが見て分かるということを言われる。
それは私自身が1番分かっているが、表情で伝わると言ってもらえたから褒め言葉ですね。
その上で、神様や理の親が
「どうしてもたすけてあげたい、なにがなんでも繋がるように導いてくれている」
という大きな親心を下さっているし、徳以上の御守護も与えて頂いているから返さないといけないと言う。
返さずに親心に乗っかったままでは因縁通り元の姿に戻るとも言われる。
「いや、天浦や八生でも散々言われてきたし、そう成ってもいいから道から離れようとしたんやし」
内心を持ちながら、まぁそう言われるよなと受けとめる。
たしかに納得しまくるお話だし、親を立てきるから言えることだとも感じる時間。
お話の中で、先月の25日にあった「若き布教者の集い」にて、若さんがお話していた
「親の声は命」
という言葉に衝撃を受けて涙したとも言っておられた。
さすがとも言うくらいのことで、私自身わかってはいたが、どんな人の意見よりもすごい声をもらう理の親を持っているんやと痛感。
感謝してご恩報じ、そして甘えずに徳積みに励む、これが一生ついて回るんやなぁというのが感想。
まだまだ先の通り方が定まっていない私からすれば困惑する話だし、それを言われたとて親と相談中なものだから余計に思案する。
まぁ感謝はなくならんし、結局はどんな形であれお道を通ってご恩報じを思って通るやろうというのが率直な気持ち。
先生をお見送りした直後に会長さんから電話が入り、卒寮してからの通り方を提案される。
「まさに親の声をもらうすごいタイミングや」
と実感したからスッと受けさせていただけた。
なんにせよ、将来的にどんな方向性に進むかはわからないが、その都度伺い、相談しながら喜んで頂ける方に進めたらいいなぁと思います。
会長さんの電話の他に、久しぶりにMさんから不在着信も入っていた。
用事をお願いされ、それにも応えることができそうだからよかった。
関係者の中にもさまざまな展開が見えてくる終盤となっており、どんな風に進んでいくか、どんな寮の終わり方となるか分からないが、起きてくることを受けとめて精一杯つとめていきたいものですね。
先生のお話が終わったら昼頃になっており、体力も使ってしんどかったけど、心定めのおかげで件数を意識して出発することができた。
近場を回っておさづけの件数をクリアしたら帰る頃合いとなり、訪問件数は少ないけども回れたことへの充実感を得られたからよかった。
今日も頑張ったと褒めて一日を終える。
ありがとうでした。