根性通い
私の使っている自転車は立て続けに後輪が破裂して乗れない日々を送っている。
昨晩、知識のない状態でパンク修理したとしても、またまた繰り返す可能性があると考え、YouTubeで自転車修理を投稿している知り合いに動画で撮って見てもらった。
すると、タイヤとチューブを交換する必要があると言われ、なかなかに厳しい現状を突きつけられた。
なるべく経費削減のため、今朝、副寮長先生に連絡して使わない自転車を探して頂ける話となり、安堵の気持ちも出たが、すぐにまた乗れるようになるとは限らない。
今日は代車を乗らせて頂いたが、出発して200mくらいで破裂音が響いた。
めちゃくちゃビックリしたが、代車の後輪までもがパンクしたのである。
「おいおい。どういうことやねん。見せられてるんか…?」
と思案して引き返した。
これでホンマに乗れる自転車がなくなり、再び乗れる日がくるまで気長に待ち、この期間は歩いて移動しなければいけないと思案して行動に移すことにした。
今日は、昨日の会長さんの電話の件があったため、何がなんでもKさん宅に行こうと決めた。
ただ、チャリなら10〜15分でいける所を、歩いたら2.3倍の時間がかかる。
ほんと、普段の生活の有難さを身に染みて感じる。
Kさん宅に行くだけで時間がかなり削られるため、どうしたものかと葛藤したが、やはり親の声に沿う動きが第一だと考え直し、今日は回れなくても仕方ないと振り切った。
その代わりに、以前出会った思いのある方にお誘いすることと、Iさん宅にも行かせていただこうと決めて出発した。
最初に思いのある男性の方のお宅を訪問すると、出てこられたけれども前と雰囲気が違う。
おぢばについて考えると言って頂いたのに、今日行ったら警戒した対応をとられ、無神論だとあっさり断られて終わった。
続いてKさん宅に行ったら無事に会えた。
Kさんも私に怒られたり、見捨てられると思っていたようだったからしっかり弁明しておいた。
ただ、相変わらずの虚言っぷりで、訳の分からないことをずっとお話される。
日帰りのおぢばがえりをお誘いすると、行きたいけど怖いと返答され、親分に相談すると言われた。
以前はこうした返答を流し気味に対応してしまい、その一つ一つがドタキャンというふしに繋がったと思案し、今回はなるべく丁寧に対応した。
ただ、何度も同じことを言われたり質問されたりしてめんどくさい気持ちも湧き、
「なんでこんな人の対応してるんやろ、厳しい現状の人を相手に、お連れするために必死に試行錯誤してるんやろ」
という感情も抱いたが、押し殺してお話させていただいた。
気長に、且つ迅速に対応し、なんとかお連れしてたすかりの方へ向かって頂きたいと思う次第。
その後は、久しぶりにIさん宅に行かせていただいた。
Iさんはいつも喜んだ顔で招いてくれ、今日は来そうな予感がしたと言っておられた。
前回行った時は、用意してくれていた昼食を必死に断って食べなかったら残念がられたため、今回は頂くことにした。
あちゃーという気持ちと美味しくて嬉しい感情が交錯した時間でした。
けれども、滞在中の会話で今月のおぢばがえりのお話と、来年の残り3回についての日程相談もすることができ、無事に9回運んで頂ける約束もできているから有難い。
しっかり心を尽くし、懸命に繋いでいかないとですね。
いつもならチャリで移動したら楽々な距離の3件だが、全て歩くとかなりの移動だった。
しっかりくたびれ、やっと帰り着けたようなもの。
チャリに甘えず、歩いて行くのも良い勉強になりますね。
明日も頑張ろ。