立教188年7月号 よろこび月報 天理教八生兵庫分教会 

ご挨拶

命の御礼・ぢばへの伏せ込み・魂の徳積み
真実込めて仕切りを運ばせて頂こう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

教祖百四十年祭三年千日年祭活動仕上げの年も(またた)く間に 半分が過ぎましたが、私共はこの間、諭達第四号大教会活動方針、そして八生兵庫行動指針を拠り所に、本部行事であるようぼく一斉活動日、天浦よりお打ち出しの三座のおつとめようぼくおぢばがえりを中心に、おつとめと布教を熱量を高めて務めさせて頂く中に数々の出会いとおたすけの場をお与え頂き、あまたの不思議な御守護をお見せ頂く中にをやの働きを確信し、成人の歩みを進めさせて頂いております。

そして、おたすけを推進する上で欠かすことのできない裏付けとしてお尽くしの御用の上にも心血を注ぎ務めさせて頂いておりますが、特に今月は大教会を通してのおぢばへの仕切りを運ばせて頂く月でございます。

命の御礼であり、たすけの根源たるぢばへのふせこみ、又魂への徳積みともいうべき尊き御用に向かい、心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけの中から真実込めて運ばせて頂きましょう。

又、恒例のこどもおぢばがえりに向かっても、少年会最大の行事としてそのもつ意義、(すなわ)ちぢばという絶対のたすかりの場所で行われ、しかも存命の教祖から息をかけて頂いて、その徳と先々の守りを頂ける素晴らしい行事であるとの意義をしっかりと心に刻み、誘いかけに力を込めて参りましょう。

今月も何卒よろしくお願い申し上げます

教祖存命の理を信じて!

立教188年6月26日 順子奥様 車中でのお話

元一日を赤裸々に

先程二人の青年さん・女子青年さんの感話を聞かせて頂きましたが、この道を歩ませて頂く中に、それぞれが教祖に心をお育て頂き、運命をたすけて頂いていることに大変感動致しました。

確かN君は3歳、Eちゃんは1歳の時に、それぞれの親のいんねん事情から教会にお引き寄せ頂きました。

きっと本人 たちもまだ物心のつく前の元一日の話を、赤裸々に話してくれました。

当時幼い子供であったN君やEちゃんにとっては、本当は聞き入れたくないこともたくさんあったと思います。

理の親や実の親から元一日家族がどんなところからたすけて頂いたのかを幾度となく聞かせてもらい、また布教に歩かせて頂き、人様のおたすけを通して、少しずつその事実を受けとめ、いんねんの自覚が出来てくる中に、こうして人様の前で堂々と包み隠さずお伝えさせて頂ける、これは大きなたすかりの姿であると思います。

話す”ということは、“心から放す”ということでもあります。

“親のしたことだから自分には関係ない…”と土を(かぶ)せてしまえば、知らず知らずにいんねんが育ちます。

ですから心にしまっておきたい恥ずかしいこと程、ちゃんと 言葉に出して、心から放していくことが大切です

相手は自分の鏡

教祖は常に私たち子供の心の成人を待ち望んでおられます。

これから先何十年も良き運命を通らせてやりたいのが親の思いですから、“本当の自分”というものに気づかせて頂けるように導いて下さいます。

N君が一年間、布教の家でおたすけをする中に、相手の癖と自分の癖がぶつかり合ってとてもしんどい目をしたようですが、それを通して“相手の姿は、自分の鏡である”ということを教えて下さっていると思います。

自分ではなかなか気がつかない“運命を駄目にしていくところ”そして“家族を崩壊させてしまうところ”それが一体どこにあるのか、おたすけの相手の言動を通して浮き彫りにして、私たちに自ら気がつくようにと、教祖が段取りをして下さっているに違いありません

たすかりとは?

“たすかる”ということは、立派な家に住むとか、立派な立場になるとか、そういった表面的なことでは ありません。

自分の心に感謝が芽生え、ご恩を感じて、世の為人の為に尽くしていけるような自分 、人様の幸せの為に、人様のたすかりの為に、自分の生命(いのち)である一の切り“時間”、二の切り“金銭”を気持ちよく使っていけるような、広く徳のあるものの考え方をもつ人間になることこそが、“たすかる”ということではないでしょうか。

またそんな心になったならば、別に欲しい欲しいと望まなくとも、  善き夫婦、善き家族、また善き人間関係を与えて頂き、必要な時に必要なだけの経済が、 ほっといても後からついて来るのではないでしょうか

これが“心一つのかしものかりもの”の教理でございます。

これが真に治まらなければ本当に幸せには至れないと思うんです。

周りのせにすれば楽

私の実家は、夫婦が仲違いして別れ、家族兄弟が散り散りバラバラ、なさぬ仲の兄弟ができ、後妻や先妻やという、そういった恨みつらみの絶えない問題が常にある家庭環境で育ちました。

何か自分が幸せで ないことを、親がこうだから・・・と批判し親や周りのせいにしてるうちは、とても楽でした。

全ての不幸の原因をよそに持ってきてますから「自分じゃない、自分は間違ってない…」と思っていました。

しかしある時、「本当に自分の運命を変えたい!」と思い立って、    天浦分教会に住み込ませて頂き、においがけに歩かせて頂きました。

その中で教祖より出会いを頂き、そうして出会った方々に真剣に向き合いおたすけをする中に、だんだんと相手を通して自分の姿が見えてきました

おたすけとその苦労を通して、なるほど、その親の子供として  生まれたということは、自分も同じ運命を崩してゆく癖性分、心の高さ、また人の真実も仇で返すような恩知らずな自分を、これでもかこれでもかと気がつかせて頂きました。

そこに気がついた時、私の心はしんどかったです。

だって、原因は自分なんですから、これまで周りが 悪いと批判してるうちは本当に楽でした。

教祖のご苦労ありせば

私は理の親である木下寿美子先生によって導いて頂き、人間らしい人間、人間らしいものの考え方を教えて頂き、運命をたすけて頂きました。   

寿美子先生は私のような者に時間をかけて、真剣に向き合って仕込んで下さり、伝えにくいことも伝えて下さり、時としては叱り、決して諦めることなく実の親や親族でも出来ないような深い親心をかけて、お育て下さいました。その先生の誠の丹精の向こう側には、教祖の五十年に及ぶご苦労がありました。

先生も“教祖を裏切ることが出来ない”というお気持ちで、すべてを捨てて先生の(もと)に飛び込んできた私のような者を抱きかかえてお育て下さったのだと思わせて頂きます。

その先生の薫陶(くんとう)を受け、“もう諦めようかなぁ…こんな思いをするのならいっそ手を放していまおうかなぁ”と思う日もありましたが、“こんなことでは、ご縁をくださった教祖に申し訳ない!”そんな思いで私自身も四十年おたすけに使って頂けたと思います。

仕切りでかりものが変わる

本来私は、自分さえ良ければいい…人のことになど舌を出すのも嫌というような薄情な人間でした。しかしそんな自分が多少なりとも ご恩を感じて、何とかそのご恩に報いたい、馬鹿にされても「ありがとうございます」と頭を下げ、理不尽なことをも全部受け入れて、  通らしてもらえる心を作って頂いたのは、やはり“仕切り”であると確信しています。常に教祖が、仕切りのたび毎に心を定めて

どうでもという私の届かない誠を大きくお受け取り下

さり、数々のふしぎなご守護をお見せ下さいました。

そして何より仕切りを通して変えて頂いたその心に

応じて、夫婦・親子の在り様、出会う方々、信者さんや 教会の姿、全てのかりものを変えて頂きました。私は命がある限り、このご恩にお報いしたいと思っております。私たちは人に勝たなくてもいい、自分の因縁に勝つことです。怖いのは、自分の心の高さです。  油断と甘えのないよう仕切りに向けて、教祖に受け取って頂ける  それぞれの誠を尽くして通らせて頂きましょう

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者4名
おさづけの理拝戴2名
修養科修了生1名
 修養科修養生1名

八生兵庫分教会 立教188年 上半期 人づくり成果

陽気くらしの手本ひながた

立教188年6月19日 一郎会長様 朝席のお話より

阪神大震災と天浦

本日拝読いたしました教話集に阪神大震災のことが出ていましたけども、およそ30年前の天浦分教会では、当時から住込みがたくさんいると言うので、おぢばの看護師さんの寮で余ったご飯をたくさん頂いてきていました。

炊事本部の(ばっ)(かん)3つぐらいあったので、さすがの(細畠)やえさんもどう処理したものかと言っていた矢先に、大震災が発生しました。

被災した当初はガスも止まっていましたから、カセットコンロを20台ぐらい用意して、その余っていたご飯を温めておにぎりにして近所に配り、少し遠方にも寿美子先生が車を手配し何時間もかけて運んでいました。

被災する前までは、天浦の住込みの中でもあんまり美味しくないとぼやかれていたそのご飯も、その時ばかりは皆さん腹ぺこでおられましたから、それがまた大変美味しいと心から喜んで頂きました。

要る時に要る分だけ、何不自由ないように結構にお連れ通り頂くことができるということです。

しかし結構の中にいると、結構がわからなくなってしまいます。

先生はこの時、「尽くした理、運んだ理はどこへもいてはせん。一粒万倍にして返す。」 このことを心底実感されたと書かれてあります。

無我夢中の境地

よく(寿美子)先生が、「暑いや…寒いや…お腹がすいた…と言うてるようではあかん!そんなんでは理がない、教祖ご不在や」とよく布教師に言われていました。

心頭滅却すれば火もまた涼し”と世間でも言われるように、精神の持ちよう一つで、そのような境地にも達することが出来るということです。

確かに人は切迫する事情・身上に追い詰められた時、無我夢中で腹がへったなんて言っていられません。

私たちもそういう気持ちで日々においがけ・おたすけに取り組ませて頂きたいものです。

思いきりがいんねん切り

思いきりがいんねん切り”と聞かせて頂きますが、華々しい美容の世界から人間思案で考えたら、とても出来ないと思われるような決断をされて先生はこの道に思い切られました。

そこから、この素晴らしい天浦の道が始まったんです。

このありがたさを思うにつけ、教祖のおひながたがあればこそ、苦労の中へ踏みきり、通り切らして頂けるのだと思います

要するに、この道は通り切る、思い切る、澄み切るというように切ることが重要です。

神の心にもたれつけ、心の汚れを洗い切る、この強調が示しているのは、徹底した中にこそ、本物のご守護があり、やはり信仰は中途半端ではダメなんだと言うことです。

思い切ることで、思いが切れて、心が澄み切るのです。

角(すみ)を切れば丸くなる

澄み切るというのは、角(すみ)を切っていくこととも言えます。 

誰もが最初は心がゴツゴツしてます。

寄ると触ると人の心を突き刺しとげとげしい心ではいけません。

正方形の4角(すみ)を切ったら八角形になり、その角を切ったら十六角形に、その角を切れば三十二角形・・・どんどん角を切っていけば、いずれ“丸(マル)”になりますね。

丸い心は、神様の心です。

天然自然の心ですから、結構になるしかないんです。

ごつごつしているかど張った心は、何かと引っかかって行き詰まる心です。

私たちは教祖のひながたを通り切ることが澄み切る人生の一番の早道なんです

ですから一旦決めたことは、何が何でも通りきるという覚悟が大切です。

大教会の年祭活動の方針にありますように、教祖のひながたを手本に、明るい心で通り切らせて頂きましょう。

成人寄心袋について

いよいよ教祖百四十年祭まで残りわずかの期間となり、それぞれの三年千日におけるおたすけと成人に拍車がかかる今、年祭当日に八生兵庫分教会として真心を込めておぢばへお供えをさせて頂く上に“成人寄心袋”をご用意させて頂き、皆様のご協力ご参加をお願い申し上げます。( 1口2千円以上)

天浦 三座のお願いづとめ

大教会より、年祭活動の実践項目“身上おたすけ・人だすけ”のお打ち出しを受け、毎月3日、座りづとめ・十二下り(三交代)を一座として、 僅かな休憩を挟みながら、午前9時より三座のお願いづとめを真剣に勤めます。それぞれが たすかって頂きたい方の願いの筋を用紙に書いて理立を添えて神前に供え、おつとめ着を着て、当てて頂いた役割を天浦分教会の上段で勤めさせて頂けるというまたとない機会です。(12月のみ 午前7時より、六座勤められます)

天浦 別席団参

毎月団参日を設定し、初席者・中席者を対象に マイクロバスで帰参致します。おぢば・別席場を賑やかにすると共に、年祭活動が更に盛り  上がっていくよう、“ぢばへ!ぢばへ!”と心を寄せて、日々のにをいがけ・おたすけに力を入れて参りましょう。

天浦 ようぼくおぢばがえり団参

昨年、一昨年の真柱様の秋季大祭におけるお言葉を受け、様々なきっかけで少し信仰から離れてしまっているよふぼくの掘り起こしを主眼に、年祭活動仕上げの年である本年は7回 (2・3・5・6・9・11・12月)既存のよふぼくの修理・丹精の場として“よふぼく おぢばがえり”が実施されます。参加される方々には何よりもまず親里へ足を運んでもらい、ご存命の教祖にご挨拶申し上げ、天浦の会長様の親心でご用意して下さる詰所でのお話会や模擬店を楽しんで頂き、この度の年祭活動に心を向けて頂けるよう、真心を尽くし、導かせて頂く者の成人の場と致しましょう。

日程 2月16日(日)3月16日(日)

5月25日(日)6月26日(木)

9月14日(日)、11月24日(月)

12月14日(日)

11:00 本部神殿(西礼拝場)集合

12:30 カレー食+スイーツ  

13:30 お話会

月間よろこびスケジュール

日   程                           日  付行    事時   間
7月3日(木)    天浦 三座のおつとめ9:00 天浦神殿集合
  4日(金)天浦 霊祭10:00 執行
  6日(日)婦人の集い/女鳴物/男鳴物勉強会10:00 神殿集合/午後から
  9日(水)<兵庫布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
10日(木)天浦月次祭 前日ひのきしん13:00天浦集合
11日(金)天浦 月次祭  9:30執行
12日(土)名田 月次祭 /<西宮布教>10:00執行/10:00神殿集合
13日(日)<北区布教>9:30神殿集合
14日(月)<西区布教>11:00瀧川布出発
15日(火)琴緒 月次祭11:00執行
16日(水)<松山布教>      5:30兵庫発
18日(金)八生兵庫 霊祭/女鳴物/男鳴物勉強会10:00執行/12:45
19日(土)<中央区布教>9:30神殿集合
20日(日)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
21日(月)天浦別席団参13:00 神殿集合
22日(火)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(水)兵神 月次祭   10:00執行
~ 26日(土)御本部月次祭 6:30 八生兵庫 出発
27日(日)こどもおぢばがえり 
~ 28日(月)        八生兵庫隊 (1回目)
30日(水)こどもおぢばがえり 
31日(木)          八生兵庫隊 (2回目)
8月 1日(金)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(土)八生兵庫 月次祭青の思案場10:00執行/夕づとめ後

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