立教182年9月号 よろこび月報!

ご挨拶

どうでもこうでもの精神で兵神大教会創立百三十周年記念祭天浦成人理立へ向かおう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に誠真実を賜り、誠に有難うございます。

今年も早や3分の2が経過しましたが、年頭から兵神大教会成人目標・実践項目をはじめ親々から頂くお声を指針に、届かぬながらお打ち出し頂く全ての事柄に力一杯で取り組ませて頂いてまいりました。

本年残り4か月愉しみいっぱいに務めさせて頂きたいと存じます。

殊に、全教一斉にをいがけデーを含むにをいがけ強調月間でもある今月は、全よふぼく勇気を持ってにをいがけを行い、教祖から頂くお出会いを通しておたすけに取り組むと同時に、私たちが今日あるのは上級天浦をはじめ親々のお陰であることを片時も忘れることのないよう、常に親への伏せ込みを通して理作りに励み、次の塚である10月の天浦成人理立11月30日兵神大教会創立130周年記念祭に向かってどうでもこうでもの精神をもって実動させて頂きます。

今月も何卒よろしくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者7名
修養科生6名

親の声をきく!無になって歩く!

『あまうら月報』巻頭の挨拶より 抜粋 天理教天浦分教会 木下 修一朗 会長様

天浦初代の信仰も親の声から教会を売って納消し無の状態からスタートして六十数年─ 

また親の声から「白紙に戻り、無の中から、教祖(おやさま)教祖(おやさま)と念じて歩かせてもらい」三十数年─。    

親の声を聞くって凄いな無になって歩くって凄いなと感じさせて頂きます。

ここには自分の思いを捨てて「素直に通る」事があらゆるものの生み出しに通じる事を教えて頂いているように思います。

私たちには地位も名誉も財産も何もないですが、無の中から有を生み出す事を、教祖(おやさま)から先代の通った苦労の中から教えて頂いています。

改めて「おつとめを真剣に勤める事」「親の声を素直に聞いて通る事」「歩く事」の大切さを教えて頂きました。

~ 中 略 ~ 

さて兵神大教会創立百三十周年まで残された四か月余り、親のお心に一歩でも二歩でも近づく努力をさせて頂く努力を重ね11月30日を迎えさせていただきましょう。

二つ一つの歩き方

木下寿美子先生教話集第1集『親から子への贈り物』「布教について」より

最近の練り合いの中でよく話をするんですが

「出会いというもの、これが本当に神やないか」

と。全く未知の世界をお互いに歩く訳ですが、そこで色々な方と出会わせて貰います。

昨日も二人の方が、コンビでおたすけに行ったそうですが、それこそ力の限りを尽くしてお話をしておったと、でも相手はなかなか動いてくれなかった。

それでもう土下座して頼んでもだめだったと云う風な事やったんです。

その布教師の一人一人の方が、どれほど大変な苦労をしているか目の前で色々とお聞かせ頂いた訳です。

自分に全然布教の体験がなかったら、そう云う話を聞くと「嫌だなあ」とこう思うんです。

でも自分がその「嫌だなあ」と思うような苦労の中から私達は、毎日結構に教会に置いて頂き、何不自由のない生活をさして貰ってる訳ですから「嫌だなあ」と思う反面「ああ、本当にご苦労さんやったなあ」と「本当に良くここまでやってくれたなあ」と。

この両方の心が、周囲の者に出て来たら「ああ、そうやなあ、大変やったろうな、でもそう云うことはなあ」とか「そやけどなあ、そこがないとなあ」とか、常に信仰というものは、納得づくでなく矛盾と不信感と辛さと、そう云うものを常に代わる代わる自分の周辺に見たり聞いたり行うたりしてなかったら、これは本当の意味の陽気ぐらしが出来ていない訳です

一見陽気ぐらしといえば「人のことを親切にしとったら、それで良いのかな」と、決してそんなものではない。

無論親切にはしないといけませんでしょうが、その反面に言葉にならないような辛い思いやら、本当に「嫌だなあ」とか「でも有難いなあ」とか、極端な矛盾の中にはじめて恩が分かり、人の苦労が分かり、又色々と大きな徳分、大きな自分の因縁等あらゆるものを、そこで自覚さして頂くのやないかと思うんです。  

~ 中  略 ~  

人の苦労がわからない、自分のやらないかん事をせずにうかうか通っている。

そういった中から折角のすばらしい教祖のおひながたの道も分かりながら見過ごしていき、思いながらもよう通らんという結果に我々もなってる訳です。

届け!魂のイサミチュアル・メッセージ

立教182年8月17日兵庫布教お練り合いでのお話より

この度の仕切り(7月)では、不思議が続出しました。

不思議が神様、理が神様、出逢いが神様

出逢いによって、不思議が出てきますから、親の思いに沿って「歩く」ということが一番ですね。

我々よふぼく・布教師にとって24時間が布教の時間です。

夢でなりともにをいがけ― 』というお言葉があるように、寝てる間も布教です。そして布教の合間にそれ以外の御用をします。

私はとにかくコンビニで買い物する時でも、食堂に入っても、絶えず布教します。

「いつでも・どこでも・誰にでも」の精神で、声をかけ、どんな話題からでも、必ずにをいがけをします。

だからにをいがどんどん掛かります。

ただそれが成るには・・・私たちの教会での暮しぶりです。

なんぼ外でいい話をしても、いい格好しても、にをいがけは日々の理作りが肝心です。

やはり心の尽くし方・親への仕え方、こういった心の働き一つで、歩く時間が僅かでも結果が出来てきます。

元一日たすけて頂いたご恩を日々感じ、それを人様にお伝えする中に、親が光っていきます。

親を光らせてこそ、結果的に自分が光り、その理を頂けます

教会の役割は、新たな人材の発掘と既存の人材の育成です。

ですから育成の上で自分にとって耳に痛いこともあると思いますが、仕込んで頂き、教えて頂いたことに対しては、こちらがお礼を運ばせて頂きましょう。

布教師として大成される方々は、どんな理不尽なお仕込みにも歯を食いしばって、お礼を運んで、身につけ成人されます。

このように、お尽くしのご用はなんぼでも重なってきますが「これがあるから、このご用が出来ない・・・」ではなく、「これがあるから、このご用も出来てくる!」という発想で、チマチマせず、選ばれし者、親神様・教祖の道具衆として「我々が世直しするんや!」と使命感と大きなヴィジョンを持って喜び勇んで邁進しましょう。

翼を広げて第12話△ 『20年30年経ったなら』

立教182年8月30日 西村順子奥様 朝席でのお話より 

出来たばかりの教会を尽くす

(昭和29年)当時5才の姉と産まれたばかりの0才の私は、両親と共に天浦分教会に住み込んで 

いました。

その頃、先生は親の声一つで出来たばかりの教会を売って、大教会に尽くされました。

その親の声をきいたときに、どうなったか ─大勢いた住み込みは解散となり、住み込んでいた者はやはり親孝行したいから、教会が早く再建できるようにと、それぞれがお尽くししようという相談があったそうです。

仕事して商売を始めて、教会に尽くそうという心で私の両親をはじめ皆そのつもりでいたはずです。

姉の交通事故の節

その直後、姉が片足首がブランブランになるような大きな交通事故に遭います。

私の祖母は今の一千万円を尽くした時、足が奇跡的に繋がりました。

祖母はその尽くしの鮮やかな体験から、生涯「尽くしたら救かる」という信念で、何かトラブルが出たら親に運ぶという単純なご利益中心の信仰だったように思います。

その時、大きなお金が入ってきます。

それはその姉の事故の慰謝料でした。

それを尽くせばよかったのですが、両親はそこで借家を借りて美容業(神戸市灘区大石)を始めたんです。

最初はその稼いだお金を尽くそうと思って、商売を始めたはずでしたが、人間というものは、日銭が入る、日銭が入る・・・だんだんと衣食住が贅沢になります・・・すると両親共に油断と甘えですね・・・

その頃から、贅沢と遊びが始まっていきました。

やがて夫婦の仲は破綻し、たった8年で崩壊の一途を辿りました。

長い遠回りのような道中

教会解散になったところから、村橋家は長男夫婦が別れて、商売もアウト、一家離散・・・

この長い遠回りのような道中を辿りました。

これは村橋の家だけではありません。

その頃熱心に信仰し、住み込んでいた殆どの家々が、大変な状態になりました。

客観的に考えてみれば、先生が教会を売らなければこんなことにはならなかったのに─

親の声をきいて尽くして裸になって、一体どういうことか?という道中です。

人間の目からみれば、約20年間はまさにいんねんで(ほん)(ろう)されていく崩壊の道中でありました。

道一条へ─芽生えた心

教祖伝にも「20年30年経ったならば…」というお言葉があるようにちょうど先生が教会を売って20年経ったときに何が出てきたか?

村橋の家でいえば、私と姉の心に「このままではいけない・・・どうでも教会行こう!」という強い思いが芽生え、共に道一条に飛び込むことになるんですから、凄いものですね。

当時お互い東京と京都にいて、全く相談もしてなければ、誰から何を言われた訳でもないのに結果、姉と私は同時に住み込むことになるんです。

私はただ元の場所へ、帰っただけだったんです─

その時本当に辛くて、何も分かってない私は、先生に長い長い手紙を書いたのを覚えています。

「先生、これは行くのでなくて、帰るんです!そう思うんです・・・」

40年を経て二つの教会

当時、先生の実家である西村家も商売商売で、とてもじゃないけれど、道一条に出るという人など誰もいない状態でした。その先生の実家を動かすように、私は西村家へ嫁ぐことになります。

教会を売って尽くして40年─こうして二つの教会が建ち上がるのです。

今思い返せば、先生が裸になって親に尽くされたその時、生まれた住み込みの子供の魂に、大きな理を頂いていたのです-そして今があります。

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
9月3日(火)  八生兵庫 婦人の集い10:00神殿集合
   4日(水)天浦分教会 秋季霊祭/お手振り勉強会10:00執行/13:00天浦神殿
   5日(木)【別席団参①】兵庫9:00発
6日(金)  <兵庫布教Ⅰ>10:00 神殿集合
7日(土)    <西区布教>/八生兵庫ミニ子供会11:00八生瀧川布/10:00~
   8日(日)  【別席団参②】八生兵庫 担当9:00兵庫発
9日(月)  <中央区布教Ⅰ>10:00 神殿集合
10日(火)大教会伏せこみひのきしん/前日ひのきしん/おつとめ練習9:30天浦/14:00神殿集合
11日(水) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(木)名田分教会 月次祭 10:00執行
13日(金)    <垂水布教>10:00 神殿集合
14日(土)    <西宮布教>10:00 神殿集合
15日(日)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(月)    <松山布教>5:30兵庫出発
18日(水) )八生兵庫分教会 秋季霊祭/教祖伝勉強会10:00執行/12:45 開始
 【別席団参③】9:00兵庫発
20日(金)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
21日~22日あまうら子供会「キャンプ」(しあわせの村) しあわせの村
23日(月)兵神大教会 月次祭10:00 執行
25日(水)婦人会伏込団参/天理バザー/修養科受付8:00兵庫出発//詰所15時面接
26日(木)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
27日(金)【別席団参④】兵庫9:00発
28日(土)    全教一斉 にをいがけデー<兵庫布教Ⅱ>10:00 神殿集合
29日(日)    <中央区布教Ⅱ>10:00 神殿集合
30日(月)  
10月1日(火)八生兵庫分教会 秋季大祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(水)八生兵庫分教会 秋季大祭10:00執行