天理教の元一日とは、立教の「元一日の日」を指します。
すなわち、ない人間ない世界をお創め下された親神様が、教祖を神のやしろとしておもてにお現れになり、われわれ人間によろづいさいをお説き下された日(天保9年10月26日)を指します。
また、一名一人の各自が、たすけられた元一日を常に忘れず、己の心を反省し、心の成人に精進しなければなりません。
おさしづに
「元一日の日をもつて、はいりた時の心、生涯の理かはらねば、なにもいふことはない」
(明治31.10.16)
と仰せ下されているように、たすけて頂いた元一日のことを常に忘れずに、いんねんの自覚と心の成人に励むなら、何も言うことはないと仰せられています。
元一日の日のことを忘れては、信仰者の価値がないのであります。