天理教の原典はみかぐらうた、おふでさき、おさしづの三つです。
みかぐらうたは、かぐらとてをどりの地歌からなっています。
「みかぐらうた」に
いつもかぐらやてをどりや すゑではめづらしたすけする (六下り目 5)
とあるようにかぐらとてをどり、すなわち「おつとめ」によって世界を陽気ぐらしにすると仰せ下されています。
みかぐらうたは、天理教において最も大切なおつとめの地歌です。
かぐらづとめの地歌は、三句よりなっており、てをどりの地歌は、よろづよ八首と十二下りの歌からなっています。
みかぐらうたは誰にでも親しみやすく、うなずきやすく、覚えやすいようにとの親心から、数え歌の形式でお教え下されております。
教祖はみかぐらうたについて、
「これは理の歌や、理に合わせて踊るのやで、ただ踊るのではない、理を振るのや」
と仰せ下されています。